- かいぜん
- I
かいぜん【介然】(1)気持ちが堅固であるさま。 断固としているさま。(2)孤立したさま。 孤独なさま。
「尽未来際まで~たるも/罪と罰(魯庵)」
(3)気にかけるさま。II「豈(アニ)懐に~たらざらんや/佳人之奇遇(散士)」
かいぜん【塊然】動かず独りいるさま。III「枯野の広きに~として横たはる石の如きもの/金色夜叉(紅葉)」
かいぜん【快然】※一※ (名・形動タリ)心地よいさま。 気がかりのないさま。「其議論雄爽, 人をして~たらしむ/文明論之概略(諭吉)」
※二※ (名・形動ナリ)病気がすっかりよくなるさま。IV「当今の御脳, 日を追つて~ならず/浄瑠璃・菅原」
かいぜん【戒善】〔仏〕 持戒によって得る善根。Vかいぜん【改善】物事をよい方に改めること。⇔ 改悪「待遇を~する」「~の余地がある」VIかいぜん【階前】(1)階段の前。(2)庭先。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.